【野球】なぜここに松坂いない ソフトB秋季キャンプは入来コーチも驚く猛練習
【赤坂英一「赤ペン!」】
先週4~6日、宮崎でソフトバンクの秋季キャンプを取材した。
たったの3日見ただけで10日以上見ているような気分になった。
それだけ練習が長く、中身が濃いのである。熱血漢の入来三軍投手コーチが、「おれの現役時代もこんなに練習していなかった。いまの若い子が気の毒になる」と言っているほどだ。
毎日の練習は朝食前の早朝散歩からスタート。一番早い投手陣の早出組は朝8時に宿舎のホテルから出発する。
この8時出発自体、昨年までなかったものだ。
球場に到着したら投手と野手に分かれてメニューをこなすのは例年通りだが、今年は昼食の前にチーム全員が集められ、
インターバルダッシュ形式のランニングが約1時間。「これが想像以上にキツイ」と、チーム関係者は言う。
「昨年まで、このランニングは投手だけで、それも全体練習のあとに行われていた。
これで今日一日の練習もおしまいだからと思い、適当に流してる選手もいたんです。
ところが、今年は野手も一緒で、工藤監督が目を光らせているから、しっかり走り込まなきゃいけません。
それでヘトヘトになっていると、投手は午後からウエートやシャドー、野手は特打や特守をやるんですからね」
まだまだそれだけでは終わらない。
「日が暮れたら室内練習場で体幹や股関節の強化です」と、入来コーチが続ける。
「これは工藤監督が自ら現役時代に実践していたメニューで、1時間から1時間半続くんですよ。
特に股関節は監督自身が専門家で、投手たちを自ら指導してます。
こんなに厳しい練習をやっていたから、あれだけ長く(47歳まで)現役生活を続けられたんだろうなと、改めて思いました」
まったく手の抜けない練習がすべて終わり、生目の杜から選手がひとりもいなくなるのが午後6時半ごろ。
これほどの猛練習を見るにつけ、なぜここに松坂がいないのかと首をひねりたくなる。
今季は公式戦最終戦の楽天戦で、日本復帰後初登板。10年ぶりに日本の一軍戦に登板を果たしながら1回で被安打3、四死球4、暴投1、失点5と大炎上した。
11月からプエルトリコのウインターリーグに参加するそうだが、その前にこの秋季キャンプに参加し、
工藤監督の下であの体と投球フォームを一から鍛え直してもらったほうがいいのではないか。
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/baseball/614856/
2016年11月09日 11時00分
(出典 newsnews777.blog.so-net.ne.jp)
(出典 newsjouhousaishin.inupolice.com)