成績低迷により二軍監督を解雇された巨人小笠原は、失意のまま北海道の川を遡上した。
その最中、あーらという名の雌の鮭に出会った。
あーらは沢山の卵を腹に抱えており、誰よりも美しい曲線を描いていた。
あーらは群れの誰よりもカッスに優しかった。二人はすぐに恋に落ちた。
川を上りきり、小さな滝壺で雌達は卵を産みはじめた。命がけの産卵である。
川面は卵が光輝き、煌めいていた。
雄達も精○を撒き散らした。まるで吹雪のようであった。
そこへ近所の小学生たちがやってきて川に入り、「イクラ」を食べはじめた。
やめろ、やめろ!
カッスは泣き叫びながらぺニスをしごいた。
あーらの卵も食われていく。カッスの尿○からは涙が溢れた。
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